男性が気を付けたい隠れ肥満

近年では、男性の肥満率が増加しています。隠れ肥満とは内臓脂肪型肥満と言われる肥満で男性に多いといいます。隠れ肥満になる男性は多いですが、逆に言えば、隠れ肥満を未然予防することによって、メタボリックシンドロームになると多いという生活習慣病の対策ができます。肥満の区別は、外見や体重で識別できると思われがちですが、実際には、見た目だけでは肥満かどうかわからないという人もいます。骨太だったり、筋肉質だったりという男性も多いですが、脂肪が少なければ肥満ではありません。体内に多くの肥満が蓄積されている状態が肥満であり、体脂肪率が一定の数値をオーバーすることによって肥満になります。体内に蓄積されている脂肪には、皮下脂肪が多いタイプと、内臓脂肪が多いタイプとがあります。内臓脂肪型肥満は蓄積された脂肪が血管に入りこみやすく、生活習慣病につながりやすいので要注意です。肥満から生活習慣病になりやすいのは、内臓脂肪型肥満の傾向がある中高年の男性であるといいます。より多くの内臓脂肪を蓄積するようになると、傍目からでもお腹が大きく見えますが、そうは見えない時から内臓脂肪型肥満にはなっています。内臓脂肪が蓄積していることが、一見した限りではわからない状態のことを、隠れ肥満といいます。隠れ肥満は、本人にも自覚がないままに生活習慣病のリスクが高まっていることもあります。若い男性の間で、隠れ肥満が多くいると言われています。